3万円台のWindowsノートパソコンはどんなもんなんだろうか気になる

3万円台のWindowsノートパソコンはどんなもんなんだろうか気になる

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価格的にもスペック的にも気になっている3万円台のノートパソコンがいくつかあります。自分の用途に使うことができるかを考えてみたいと思います。

気になるWindowsPC

ドスパラのAltair VH-ADとマウスコンピューターのLuvBook LB-C240E-S-KKです。

使わないプリインストールソフトが山盛り満載な有名企業のパソコンは、同じようなスペックで3万円オーバーなものもあります。それなりに細かいところでいいところがあるのでしょうが、使わないソフトが大量に入ってたりするとパソコン性能未満の動きしかしてくれないという経験を何度かしたのであまり好きではありません。

その用途とは

Illustratorで軽い処理、ネット閲覧、メールチェック、たまにhulu観るとか、まれに動画のエンコードとか(MPEG4をDVDに焼くときに必要)です。VisualStudioが使えれば嬉しいですが、今回はそこまでは求めないことにします。

LuvBook LB-C2400E-S-KKは画面が11インチなので、Illustratorを使うのは画面の小ささが気になるところです。

現在メインマシンとして使用しているMacbook pro 2009を基準にして考えると、Core i3を搭載したノートパソコンが自分には一番適しているとは思ううえに、一般的なユーザーの選択肢としてもまずまずなスペックであると思うのですが、家電量販店等にはCeleron n3050n3150を搭載した3万円台のノートパソコンが結構あるのがとても気になってます。

Macbook pro 2009とCPUの数値で比べてみる

Macbook pro eary2009のCPUはCore2Duo P7550です。7年前ものです。とっても古いです。購入時は20万円弱でした。

自分の気になるノートパソコンはn3150を積んでいるのですが、P7550は2コアなので、4コアのn3150ではなく2コアのn3050で比較してみようと思います。
n3050とn3150の違いは 、コア数、スレッド数、バースト周波数、グラフィックバースト周波数です。

Core2DuoP7550 vs Celeron n3050

CPUをスペックをざっと比較

P7550 n3050
L2キャッシュ 3 MB 2 MB
FSB 1066 MHz 1600 MHz
コア数 2 2
動作周波数 2.26 GHz 1.6 GHz (バースト:2.16 GHz)
TDP 25W 6W
ターボブースト
インテル64
拡張版IntelSpeedStep
テクノロジー

詳しくは、
p7550 vs n3050 vs n3150
をご覧ください。V-Tx等のテクノロジーの有無も確認できます。

根本的にアーキテクチャが違うので、数値を見るだけではなんとも比較しがたいのですが、数値だけではP7550が若干有利です。とはいえ、P7550の頃はグラフィックが統合されてなかったり、USBコントローラーやらメモリーコントローラーやらは別チップで制御していたので、やっぱりスペックを見るだけでは想像しづらいです。

CPUのベンチマークで比較

CPUBossという海外のサイトでベンチマークの比較を見ることができます。

P7550 vs n3050

詳しくはリンク先を見て欲しいのですが、ほぼ同等の結果が出ています。総合評価ではCeleronが大勝ちしてますが、統合グラフィックの関係でしょう。グラフィックのスコア以外はかろうじてP7550の方が勝ってます。

ちなみに

Core i3 5005UのベンチマークCPUBoss
CPUの10年分の進化を数値で徹底的に比較するとこうなるGigazin
Intel&AMD CPU一斉ベンチ -19製品を性能比較-PC Watch

すごく気になるところ

どのマシンもメモリが少なすぎますね。64bitのOSなので8GBは載せたいところです。マウスコンピューターの方はメモリを8GBまで搭載できます。ドスパラマシンはホームページでは確認できませんでした。
<追記:2016年5月27日>
ドスパラのAltair VH-ADは現在はメモリが直付けされているのでメモリの増設や交換はできないようです。
<ここまで>

気になるWindowsマシンが有利なところ

ストレージは小さいけどeMMCなので、その点でMacbook pro 2009よりはキビキビ動いてくれそうです。CPU能力を多めに使う作業ではアドバンテージはないでしょうが、普段使いには有利に働くと期待します。Altair VH-ADはHDDやSSDが簡単に増設できるので、ストレージ容量はそれほど気にならないです。

その他では…

Altair VH-ADもLuvBook LB-C240E-S-KKも光学ドライブはありません。が、それはなくても問題ないです。そもそもUSBがあれば外付けできるものを使えるので、パソコン本体はできる限りシンプルな方が好ましいです。

まとめ

OSが違うのでCPUやメモリ量の違いだけで簡単に比べることは難しいですが、なんとなく想像はできてきました。

たとえばIllustrator。Pentium DualCoreマシンも持っており、PentiumマシンでもMacbook pro2009でもIllustratorCCを使ってるのですが、起動こそ時間がかかりますが使用には問題ありません。Pentium DualCoreマシンはメモリが8GBなので起動はMacbook pro2009よりはだいぶ速いです。

ということで、3万円台のノートパソコンでもメモリを増設したら結構使えそうです。ビデオ性能はn3050やn3150の方がアドバンテージがあるので、Macbook pro 2009と同等の使用感まではいかなくとも、そんなにストレスを感じることはなさそうです。

中身のことより外側が問題

外側というのはトラックパッドやキーボードです。画面はやはりMacbookの方が有利なので比べません。

これまでに大手企業のもの含めて色々なパソコンのトラックパッドを触ってきました。ハイエンド機種と呼ばれるものから中堅機種、そして3万円弱のChrome book。どれもMacbook proのトラックパッドにはかないません。

何が敵わないかというと、感度です。指を動かした時のポインタの動きの遅延がとても気になるのです。マルチタッチでのスクロールでもそうです。会社は機種のいかんを問わずに同じ挙動なので、おそらくWindows自体の挙動であろうと思います。実際、Chrome bookはなかなか健闘し、ストレスなく使えています。

ドスパラもマウスコンピューターも店頭で実機を確認できるので、実際に触ってみるのがやっぱり大切ですね。

以上、個人的考察でした。

余談ですが

Macbook pro13′ 2009が発売された頃はMACのOSは32bitだったので、メモリの最大搭載量は4GBだったのですが、いつからかOSが64bitになったので、Macbook pro 2009でもメモリを8GBまで載せることができるようになりました。というのをこの記事を書くために色々調べているうちに発見しました。

という事で、現メインマシンももう少し快適に使えるよう、メモリを増量する予定です。

<追記:2016年5月18日>
やはりメモリの増設は正解でした。今までもっさりしていた文字入力が格段に快適になりました。文字入力時の変換候補が出るときにもっさりしてたのでした。
<ここまで>